高校の体育祭の最適解を10年越しに見つけた

1週間に1回程度の頻度で「体育祭当日に応援ダンスの振りを全く覚えていない」という夢を見る。

 

私の通っていた高校は体育祭と文化祭が隔年だった。

私の代の場合、1年と3年が体育祭、2年が文化祭だった。私は文化祭が2回あったほうが良かったのにな〜と思っていた(体育が苦手だったため)。

高校3年生の体育祭、学級委員の2名とその仲良しが幹部となるのは至極当然の流れだったが、もう一人分の枠が空いていたのだ。

 

飛び込んでしまった。あろうことか私が。

まあ幹部のやる仕事といえばつまりは応援団みたいなもので、各組の応援タイムに何をするか決める、ダンスの場合は振りを決める、練習のときに率先して教える、程度だった。

 

先ほど(体育が苦手だったため)と表記したが、ダンスは好きだったのだ。しゃーない。

 

で、当時の私たちは「組の色好きにしていいよ」という上からのお達しの下、紆余曲折あって紫組になったのだ(なんで?)。

紫だからと東方神起のPurple Lineを踊ろう!と決まるまでは結構早かった。

 

あとなんやかんやあってhitomiのLOVE 2000を踊ることになった。紫とは。

 

これはつまりこの2曲の振り付けを決め、そして同じ組に属する(言い方が反社)生徒に教える作業が発生するということだ。

東方神起のPurple Line、わかる人はわかると思うが、普通にサビを本家の通りやろうとしたのが間違いだった。ダンスが得意なメンツ(私)、運動神経がいいメンツ(学級委員等)は対応できたが、全生徒が対応できたかと言うと無理な話だった。

 

結果から申し上げれば、負けました。

当時放送中のハートキャッチプリキュア!エンディングダンスをそのまま使用した組に「独創性」で負けました。

 

たぶんそれが納得いってなかったんだと思う。未だに夢に見る。

 

でも私は高校体育祭の応援の最適解についさっき気づいてしまったのだ。

 

 

応援時間は一組約10分。一般的なポップスであれば2曲程度ということになる。

何も、そのどちらにも振り付けをつける必要はなかったのだ。

 

東方神起のPurple Lineは採用として(数少ない紫曲)、そちらの難易度が高いのであれば、もう一方で手を抜けばいいだけの話だ。

 

ポルノグラフィティの5周年記念ライブといえばPurple's。その1曲目といえばミュージック・アワーである。

 

これである。

 

ミュージック・アワーの原曲を流す、もしくはカラオケ版を流して組のメンバーを客と見立てたライブをすればよかっただけなのでは……?

サビで変な踊りをしたら、それはある意味独創性のあるダンスだったのでは……?

なんなら他の組とか、保護者の方とかにも盛り上がってもらえたのでは……?

 

 

っていうか今気づいたけど幹部のうち3人(1人は私)がポルノファンだった。

なんでポルノの曲使ってないんだよ。なんで10年越しに高校体育祭の最適解を見つけるんだよ(←ここ独歩ちんのラップ)。

 

 

とりあえずこういうことに気がついたので、今後は体育祭当日にダンスの振りを覚えていない悪夢を見なくなるに違いない(そうだと言って)。