私は今世紀最大の人見知りです。
正確に言うと今世紀最大の人見知りでした。
- お店でご飯を食べているときも店員さんを「すみませ~ん!」と呼ぶこともできない
- 洋服を買う時も話しかけられると焦る
- 人と仲良くなる方法もわからない
- 電車の席を譲るのにも人生で一番勇気を振り絞る
- 一人でいるの最高!
- ずっと一人でいる!
まあ最後の「一人最高!」というのは今でもそうです。一人で映画も観に行くし一人でカラオケにも行きます。一人で旅行にも行きます。
話がそれました。
このようななかなかの人見知りが最近気にならないというか、全然店員さんを呼ぶときに誰よりもでかい声を出すぜ!みたいになってきています。
ではどのようにして人見知りを克服してきたのか、改めて自分自身を振り返ってみたいと思います。
人見知りが接客業に就いてみた!
上記のような人見知りに接客業が務まるとは思えず、そもそも選択肢に入れていなかった私。
時間に融通が利く仕事を探していたら(田舎なのもあって)接客のお仕事が圧倒的に多いんですよね。
ということで三年前に人生で初めての接客業に就いてみた!
初めのころの記憶はありませんが、今では私もお客さんと普通に会話ができています。
むしろ、誰かに親切にしてあげることがなんかうれしいという「親切ジャンキー」みたいなところがあるので、接客業のほうが向いていたのかもしれません。
業務内容の話になりますが、登録販売者として勤務しているとお薬を迷われているお客さんに自分から声をかける場面とかも出てくるわけです。こちらはもっとスマートにできるようになりたいですが、それはまた商品知識とかの話なので割愛します。

人見知りなのになんでそんな風に初対面のお客さんと会話できるの?
これについて考えてみると、もしかしたら”母数”の問題なのかなと思いました。
出会う人間の母数が多ければ多いほど、気にならなくなっていくというか。
根本的な話、私の人見知りって「自分の言動をどう思われるか不安」という気持ちから来ていたと思うのです。これって、狭いコミュニティにしかいないとどんどん悪化していくような気がします。
母数をどんどん大きくしていった結果、
人間って案外他人のことを気にしてないな
と思うようになりました。
もちろんまだ「お友達になりましょう!」みたいな、ちょっと踏み込んだ関係の構築は苦手な面もありますが、日常生活ではほとんど支障がないくらいに人見知りがよくなりました。
これもある種の荒療治ですよね。
人見知りの治し方って
人見知りの治し方ってそれぞれ合うやり方があるのだろうし、時間をかけて慣らしていく必要があるかもしれません。
私の場合は完全に荒療治と、あとはもしかしたら30代になったという年齢が原因なのかもしれませんが、このやり方が合っていたように思います。
「人見知りも個性だ」と思わなくはないのですが、生活に支障が出るレベルでは困りものなので、ある程度のところまではできるようになりたいですね。
できるように、というか、気にならないように、というか。
そんな感じで、今後も自分の一面を改善していきたいです。
おわり